前回、「価値」というキーワードが出てきましたが、価値ってなんでしょうか?
ITILでは、顧客の価値を「有用性」と「保証」と謳っています。
簡単に言えば、欲しい何かを欲しいときに適切に提供する。これがサービスだ、という事です。
そのそのサービスで提供されたもの、つまり価値の対価としてお金を頂く。
よく言われる話ですが、Amazonはなぜあそこまで利用者が多いのか?
売っているものはAmazonでなければならないものはないです。本、おもちゃ、服、日用雑貨、家電、電子機器類などなど。
じゃあなぜAmazonで買うのか?
大変便利な言葉があるのですが、それは「便利」だからではないでしょうか?
つまり、Amazonは、彼らのプラットホームを通じて、ユーザーでありカスタマー(顧客)である我々に便利という価値を提供し、モノのやりとりで対価を受け取っている。
Amazonは小売業でもオンラインショッピングの提供事業者でもないのではないでしようか?
便利という価値を提供するサービス事業者、それがAmazon。
これは、TOYOTAの豊田章男社長の提唱した、モビリティカンパニーとダブるものを感じます。
どの事業体であれ、どのような個人であれ、我々(私)は、どのユーザーにどのような価値を提供し、カスタマー(顧客)からどのような手段で対価を得るのか。
そういったことを真剣に考えていかないといけない。
そういうことなのかなと。
閑話休題。
じゃあ、価値ってなんでしょうね?
有用性と保証の両立。言葉としては簡単ですね。便利です。(笑
私が思うのは、価値って、自分がまたは自分たちが相手に役に立つと思うものを惜しみなく提供する先に定義されるものではないかなと思います。
モヤっとしてますが、今思うのはそういうこと。日々の営みの中で、もっといい考えが浮かべば、また書きたいなと。