なにしてみよっか

サービスってなんだろな?を細々と。基本マニアックなネタが多いです。トヨタ生産方式を信奉してます。某製造業の営業と社内SEをやってました。

エネルギーという最古の仮想化から生き方を考える(3/3)

こっちは、さらに発展して変わっていく世界でどう生きていくのかを考える記事。

 

家電を使いこなすことから考えたクラウド業界の問題点の提起は、こちらから。

 

agile-beginners.hatenablog.com

 

家電の世界で起きる変化を考えた記事はこっち

 

agile-beginners.hatenablog.com

 

毎回話が取っ散らかる私の記事ですが、なんでエネルギーから家電・クラウド・そして働き方生き方まで話が及ぶのか……。

自分でもよくわかりませんが。 

変わりゆく世界の中で、自分たち人間がより豊かに生活(物質的というよりも心理的に)するかといわれると、それは各々が以下の軸のどっちよりなのか?によって変わると思うのです。

  • サービスの受益者として別のサービスを作り出す生き方
  • サービスのモジュールを作り出すという生き方
  • サービスのプラットフォーマーの一員として生きる生き方

いずれも優劣ありますし、いずれも好き嫌いがあるでしょう。

 

大切なことは、ある程度までは、固定化しても、究極的には固定化しない・こだわらないということかなと。

例えば、

私事で恐縮ですが、私は今月末で新卒以来務めた今の企業を退社します。というか最終出社日は本日なのですが。。

 

ただ、私個人としては、サービスのプラットフォーマーの一員として生きる生き方のうち、何のサービスかを変えただけだと思っています。

入社当初は営業として、自社の製品(プラットフォーム)を使ってお客様やお取引先様にとっての価値を提供するサービスを売っていた。

その後、製造業の情報システム部員としてエンタープライズITというプラットフォーム上で社内向けサービスを提供する一員でした。

これからは、製造業に限らず、エンタープライズITというプラットフォームそのものをより高度にシンプルに提供するというサービスを提供する一員になります。(といいつつ、運用ではないというのが面白いところです)

このように、大きく分ければ3つの生き方ですが、各々の軸で何をどう提供するのか?ということを組み合わせると、自分は何者で何をしようとしているのか、ということは無限大です。

 

軸は3つ、だけど、こだわらない。

大事なことは、自分がやり切ったと思うまで、決めた軸と手段でやってみることではないかなと。

 

有料会員しか読めませんが、以下の記事もそれを後押ししてくれていると思っています。

tech.nikkeibp.co.jp

 

後は、この本でしょうか?

 

折れる力 流されてうまくいく仕事の流儀 (SB新書)

折れる力 流されてうまくいく仕事の流儀 (SB新書)

 

 

何に折れるのか、何に折れないで自分の軸を貫くのか。

難しいですね。近視眼になればなるほど固着化してしまい、自分が自由になれない。

 

軸を定め、自由な発想で自由に働くこと。これが本質的な意味での働き方改革の帰着点なのかもしれません。当社は、我が社は、とこだわるのもいいですが、そもそも、私たちは何を提供するために働いて・・・いえ、「生きて」いるのか?上も下もそれを真剣に考えて、何を持って誰に貢献するのか?それを考えて働く時期なんじゃなかろうか?そんなことを考えました。

 

今の上司に言われたことですが、この世には、「やらなきゃいけないこと」「やりたいこと」「やれること」の3つのベクトルがあると。

 

個人的には、この「やらなきゃいけないこと」で「やれること」にカテゴライズされるベクトルに向くものを自働化したい。なぜなら、誰もやりたくないものだからです。できる人がやっているけど、できる人はやりたいことではない。そんな業務はシステムに押し付け、エラーが出たら止まる。そんな仕組みにすればいい。

 

そして、こうも思う。やらなきゃいけないことは本当にやらなきゃいけないことなのか。本当は、やらなくてもいいことなのかもしれない。

やらなきゃいけないのは思い込みであって、本来的にはやらなくてもいいことなのかもしれない。それは、沢渡あまねさんの言う「仕事ごっこ」に似たものです。

 

仕事ごっこ ~その“あたりまえ"、いまどき必要ですか?

仕事ごっこ ~その“あたりまえ"、いまどき必要ですか?

 

 

仕事の定義を変えたいなと思います。仕事とは、給与をもらうことではなく、誰かに価値を提供すること。そうなるとうれしいなぁ。

 

それに最短距離で進むこと。もちろん、最初からは最短距離にはならない。だから、アジリティを持って、変える勇気を持って、どうやったら、手持ちのカードで少しでも早く、確実に価値提供に至るのか。それを考えそれを実行するチームになりたいなと思う。