なにしてみよっか

サービスってなんだろな?を細々と。基本マニアックなネタが多いです。トヨタ生産方式を信奉してます。某製造業の営業と社内SEをやってました。

BtoCとBtoB

久々の更新になります。

 

個人的には、全ての企業はBtoCを意識するかこの世界に行かなければいけないと思ってます。

 

今BtoBを標榜している企業もですし、農家さんなんかもそうだと思います。

 

なぜなら、全てのビジネスは、お客様に消費してもらうことに価値があるからです。

 

お金は、その消費に対する対価であり、お金が多く稼げることは、お客様を正しく捉えている。その証左である、と言い換えられます。

 

前述のみかんに例えれば、みかんを売ることを目的にするのではなく、みかんを消費することによって得られる価値を求める消費者にJIT(Just In Time)に届けることが無駄なく売り上げを最大化することができます。

 

さらに言えば、消費量をちょうどよく作ることができれば、全くの無駄がなく費用の最適化と売り上げの最大化、両方を獲得できます。 

 

これを達成するためには、刻一刻と変わる生育状況(販売可能数)と顧客の心理変化(消費可能数)を何らかの手段で把握し続けることが必要になります。

 

この手段の一つが、流行りのサブスクリプションビジネスであると思いますし、まさしく、アジリティ(機敏性)を求められる開発と運用につながってくると思います。つまり、agile開発であり、DevOpsです。

 

アジャイル開発は開発手法ではありません。ビジネスの現場での生き方であり、別の言葉に言い換えれば「しなやかに生きる」生き様であると思います。

 

しなやかにビジネスの現場での生き延びるためには、ただ漫然と仕事をするのではなく、お金を最終消費者(つまり、サプライチェーンの最終アンカーからさらに先の人)から引き出すことを考え抜き、その人の思考と同時に価値を提供する。それをした企業や個人が勝つ。そんな時代に来ていると思います。

 

この時代において、Cを意識しない個人や企業はお客様を見誤るリスクが大きいと言わざるを得ません。故に、全ての企業はBtoCになる、と言えます。

 

たとえ法人相手の仕事であっても、その法人はその先の個人に対して価値を売っています。

 

と言うことは、その最後の消費者につながる価値を売らないと価値の連鎖は起こり得ず、価値の連鎖から弾かれたその企業は収益を上げられず最終的には淘汰されます。

 

あなたの属する組織は、お客様を見ているでしょうか?または、お客様を見る努力をしているでしょうか?